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無垢材の家のメリットやデメリットとは?種類や後悔しないためのポイントも紹介2025.05.21#コラム

無垢材の家のメリットやデメリットとは?種類や後悔しないためのポイントも紹介

「無垢材を使った家づくりをしてみたい!でも、どんな無垢材を使ったらいいの?」
「無垢材の種類やメリットデメリットは?」
このように、無垢材の家を建築するにあたって、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
無垢材を使えば、この世に二つとない唯一無二の家を作り上げることができます。色々な種類の無垢材はそれぞれに特徴を持っており、自分だけのマイホームを建築するのに欠かせない素材です。
夢のマイホームの実現にはぜひ取り入れたい無垢材ですが、一方で、デメリットがあることを忘れてはいけません。
この記事では、無垢材の種類の他に、メリットやデメリットについても詳しく説明しています。これから無垢材の家を建築しようとしている方は、ぜひ記事内容をご確認ください。

無垢材とは

無垢材とは、天然素材をありのままに使用した木材のことを言います。一本の木材を加工して板にしているため、接着剤などが使われていません。
自然素材ならではの風合いと温かみ、肌触りに特徴があります。

無垢材の種類

無垢材は基本的に、フローリングとして利用されることが多い素材です。ここでは、主にフローリングによく利用されている無垢材の種類を紹介します。

● オーク
● ウォールナット
● 杉
● 檜

オーク

オーク特有の美しい木目と高い耐久性から、家具やフローリングによく利用される人気の建材です。丁寧な利用を続けていれば、傷や凹みも少なく、床材として長く活躍してくれるでしょう。
ウイスキーの熟成樽にも使われるほどの耐水性も、魅力の一つです。
オークは経年劣化によって色が飴色に変化します。使い続けるほどに変化していく色合いは、家族の歴史ともうまくリンクしてくれるでしょう。

ウォールナット

ウォールナットは、チークやマホガニーと並ぶ世界三大銘木の一つです。深みのある美しい色合いと落ち着いた上品な木目が人気を集めています。
衝撃に強く、耐久性も高いことから、家具や内装材としても重宝されています。使い込むほどに光沢が増し、味わい深い色合いへと変化するのも魅力の一つです。適度な油分を含んでいることから、手触りも滑らかで、高級感のある空間を演出してくれます。

杉は日本を代表する針葉樹の一つです。柔らかく温かみのある色合いとまっすぐな木目は、杉ならではの特徴です。成長が早く比較的安く入手できることから、日本では昔から住宅建築に利用されてきました。
杉は軽量でありながらも、適度な強度と断熱性、調湿性を兼ね備えていることから、無垢材を使った快適な住環境作りに最適です。
柔らかな素材ゆえに傷つきやすい欠点もあるため、使用する箇所は選んだ方が良いでしょう。

檜は日本を代表する高級木材の一つです。淡い黄白色の色合いと独特の爽やかな香りは、檜ならではの特徴です。強度が高く、耐久性、耐水性にも優れていることから、古くから寺社仏閣用の建築剤として使用されてきました。
また、檜は防虫効果や抗菌作用があると言われており、シロアリ対策としても効果的です。年月を経るごとに変化を見せる色合いの深さは、檜を建材に利用して良かったと思える瞬間でもあります。

無垢材のメリット

平屋が向いてる人

住宅建築に無垢材を使うメリットを4点紹介します。

● 自然な風合いと質感
● 断熱性と調湿性に優れている
● リラックス効果と足触りのよさ
● 安全性と耐久性に優れている

自然な風合いと質感

無垢材の魅力は、見た目と手触り、質感です。それぞれに異なる個性をもつ天然の木目は、深みと温かみがあり、空間に豊かな表情を与えてくれます。
年輪が織りなす模様は、自然が作り出した芸術品と言っても過言ではありません。無垢材がもつ木本来の凹凸感や繊維は、合板にはない温かみや心地よさを感じることができます。時が経つに連れて現れる色合いや傷、凹みは味わい隣、住む人とともに歴史を紡いでくれるでしょう。

断熱性と調湿性に優れている

無垢材が断熱性と調湿性に優れている理由は、無数の多孔質という微細な穴によるものです。微細な穴が空気の層を作り出し、外部に熱を伝えにくくする働きをしてくれます。断熱性が確保できれば、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。天然の断熱材として、1年を通して室内の温度を一定に保つことができる、というわけです。

また、多孔質は室内の湿度が高くなると水分を吸収し、乾燥すると蓄えた水分を放出する性質を持っています。多湿な梅雨時期や乾燥しがちな冬でも、室内の湿度を自然に調整してくれるため、年中快適な空気環境を維持することができます。

リラックス効果と足触りのよさ

無垢材は見た目と肌触り、二つの側面からリラックス効果をもたらしてくれます。森林浴のような心地よい木の香りは、自律神経を整えつつ、心身をリフレッシュさせる効果があると言われています。
室内に満たされる香りは、まるで自然の中にいるような安らぎを与えてくれるでしょう。日々のストレスは無垢材の香りの中で、雲散霧消できるかもしれません。

無垢材の適度な柔らかさは、素足で歩いた時に最高の感触を得ることができます。合板のような硬質な素材では得られない、天然素材ならではのフィット感です。歩いている時に感じる微妙な衝撃も、無垢材なら細かく優しく包み込んでくれます。
素足で歩いている時のぬくもりと優しさは、日々の生活の中で、ふとした安らぎをもたらしてくれるでしょう。

安全性と耐久性に優れている

無垢材は安全性と耐久性においても優れた特性を備えています。無垢材は接着剤の使用を最小限に抑えているため、有害な化学物質の放出が少なく、シックハウス症候群の発症リスクが低いです。
子どもやアレルギー体質を持っている人にとって、無垢材の家の優しさはとてもありがたいものです。

また、無垢材は適切にメンテナンスを続けていれば、高い耐久性を発揮してくれます。木材でできた寺社仏閣や民家が数百年もの間存在し続けているのは、無垢材の耐久性の裏付けです。時とともに風合いを深めながら、家族の歴史とともに住み続けることができるのは、無垢材ならではの魅力です。

無垢材のデメリット

無垢材を住宅建築に使うことのデメリットを3点紹介します。

● 集成材に比べて価格が高い
● 木材の収縮や割れの可能性がある
● 供給量が安定していない種類がある

集成材に比べて価格が高い

無垢材は合板、集成材に比べると価格が高いです。価格が高い要因は手間のかかる生産プロセスにあります。集成材のように大量生産ができず、一本の丸太から取れる量も限られています。質の良い無垢材を選ぶには熟練した職人の目利きが必要になることから、手間の他に人件費まで価格に反映しなければいけません。

さらに、伐採された木材は、狂いや割れを防ぐために時間をかけて乾燥させる必要があります。自然乾燥では数ヶ月から数年かかるケースもザラです。乾燥期間の間の保管コストもかかります。あらゆる手間によって、無垢材の価格は割高になっている、というわけです。木材の希少性によっても、価格が高くなるケースがあります。

木材の収縮や割れの可能性がある

木材は外部の温度や湿度に応じて水分を吸収したり、放出したりする性質を持っています。わずかな水分量の変化が木材の収縮と膨張の要因です。
乾燥が十分でない木材や、急激な温度、湿度の変化に晒される環境下では、木材の内部応力のバランスが崩れてしまい、反りやねじれ、表面の割れなどの減少が発生しやすくなります。
無垢材を使う上では、変形は避けようがないデメリットです。適切な乾燥処理を施した木材の選定と、室内環境をできるだけ一定に保つことなどの処置によって、無垢材の変形のリスクを抑えることができます。

供給量が安定していない種類がある

天然素材である無垢材は、いつも一定の供給量が確保されているわけではありません。
無垢材の家を建てたいと計画を進めていても、思わぬ供給不足で計額が頓挫してしまう可能性もあります。
希少性の高い木材や、特定の山地の木材は、資源の減少や伐採制限によって供給量が制限されているケースがあります。
木材は素材として利用できるまでに、長い年月をかけて生育しなければいけません。需要の急激な変化に対応することは、ほぼ不可能と言っても良いでしょう。
諸事情による木材価格の高騰や、供給不足によって建築計画が思うように進まない可能性があることも認識しておく必要があります。

無垢材の家を建てる際に後悔しないためのポイント

平屋が向いてる人

無垢材の家を建てる際に、後悔しないためのポイントを3点紹介します。

● 十分な情報収集と無垢材についての理解を深める
● 信頼できる施工業者を選ぶ
● 予算計画をしっかり立てる

十分な情報収集と無垢材についての理解を深める

無垢材の家を建てるにあたって、十分な情報収集と無垢材についての理解は欠かせません。
無垢材は種類によって硬さや色合い、香り、調湿性や断熱性などの機能性が大きく異なります。柔らかい木は傷つきやすい反面、足触りが柔らかいです。一方で、硬い木は耐久性に優れるものの、価格が高くなる傾向があります。
無垢材の種類によって経年変化の仕方が違うことも覚えておいた方が良いでしょう。

無垢材を検討する際は、実際にサンプルを取り寄せたり、無垢材を使った住宅を見学するなどして、情報をしっかり集めましょう。質感や空気感を肌で体験することはとても大切です。メリットだけでなく、デメリットも把握しておくと、実際に住み始めてからの後悔が少なく済みます。

信頼できる施工業者を選ぶ

無垢材の家づくりで欠かせないポイントは、信頼できる業者選びです。無垢材は特性をよく知っている職人の手によって魅力と性質を最大限、引き出すことができます。
信頼できる施工業者を選ぶには、無垢材を使った建築の実績の他に、顧客からの評判もしっかりチェックしましょう。実際に話を聞いた時に、質問に誠実かつ専門的な視点から答えてくれるのか、という点も大切です。
契約内容や保証内容についても十分に確認し、納得のいくまで話し合いましょう。

予算計画をしっかり立てる

無垢材の家づくりにおいて、予算計画は後悔しないための大事なポイントです。無垢材は種類やグレード次第で価格が大きく異なるため、初期費用の把握は必須と言っても過言ではありません。材料費だけでなく、施工費用も計算に入れておく必要があります。

予算がオーバーしそうな場合は、無垢材を使う箇所にメリハリをつけてみてはいかがでしょうか。使用箇所に優先順位をつけることによって、予算内で理想の住まいを実現するための道筋が見えてきます。
複数の業者から見積もりをとったうえで、比較検討することも大切です。

まとめ

無垢材には多くの種類があり、種類ごとの特徴も多様です。無垢材のもつ特性とメリットを存分に活かすことができれば、理想の家づくりに最適な素材となるでしょう。
一方で、素材ならではのデメリットもあります。無垢材の家を建てる前に、後悔しないためのポイントも十分に確認しておきましょう。

裸足で暮らせる家をモットーとするカワイハウスでは、地元由来の「美作桧(みまさかひのき)」を使った家づくりを提供しています。
美作桧は、全国一の桧の産地である岡山県で産出される地域特有の銘木です。桧特有の特徴に加えて、地元の風土に合わせた調湿機能を持ち合わせています。
人に優しく、長い間家族に寄り添うマイホームを作り続けて110年。岡山県での家づくりは、河井林産株式会社が提供するカワイハウスへお任せください。



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