屋根リフォームで、住まいの寿命を延ばしましょう2025.02.07#コラム

住まいというものは、建てて終わりではなく定期的なメンテナンスが重要です。
特に屋根など、普段の生活で見えない場所は、なかなかタイミングが分りませんよね。
今回は、そんな屋根リフォームについてご紹介いたします!
普段から強い日差しや雨風、季節ごとの台風や雪などの過酷な状況にさらされている屋根は、
住まいの中でも劣化しやすい部分です。
色あせなど見た目に出るのはもちろん、雨漏りなどが発生してしまうと、内部にまでも影響を及ぼして住まい全体の寿命にかかわってきます。
しかし、生活する家族にとっては見えない場所で、現況が分らず劣化に気づく機会もなかなかありません。
そのため、適切なタイミングでの点検、リフォームの検討が必要となってきます。
屋根リフォーム工事の主な種類としては、下記の3種類があります。
■保護と美しい外観を取り戻す「塗り替え」
■既存屋根の上から施工する「重ね葺き」
■下地ごと新しくやり替える「葺き替え」
それぞれの工事の特徴をご紹介します。
「塗り替え」
比較的、劣化が少なく下地がしっかりとしていれば施工が可能です。
3種類の中で、最も短い工期で進めることができ、費用も抑えることができます。
しかし、屋根の種類によっては施工できないものがあったり、既存屋根に塗料を塗るという施工方法なので、
数年で色あせする可能性があったりというデメリットがあります。
「重ね葺き」(カバー工法)
劣化が多少進んでいても、下地がしっかりとしていれば施工が可能です。
既存屋根に新しい屋根を重ねるため、屋根が二重になり断熱性や遮音性が向上します。
その反面、重量が増すため屋根への負担が大きくなってしまうデメリットがあります。
「葺き替え」
下地材まで劣化が進んでいる場合にオススメできる施工方法です。
既存屋根を撤去し新しい屋根に変えるので、既存屋根の種類に左右されることなく施工ができます。
また、屋根を軽量のものに変えることもできるので、自由度の高いリフォームができます。
しかし、既存屋根より重量のあるものへの変更はできない点や工期・費用が他に比べてかかるといったデメリットがあります。
以上のような特徴がそれぞれにあるので、劣化状況や屋根材の種類を考慮してどの工事をするか選びたいですね。
また、屋根リフォーム時には上記の屋根工事だけでなく、付帯部分のメンテナンスも大事になってきます。
■漆喰の補修
瓦屋根の隙間を埋めるために、漆喰が用いられています。
おおよそ10年程度で劣化が進み、崩れていくため、定期的に補修が必要となってきまs。
■部分交換
屋根材が破損した場合に、補修で済まなければ、一部交換といった方法となってしまいます。
■棟の補修
棟というのは、屋根の面と面をつなぐ部分となります。
風や突風の被害を一番受けやすく、劣化が進むと雨漏りにつながるため、下地ごと交換するケースもある。
屋根工事は高所での作業になるため、大きなリスクを伴います。 現場調査で屋根に上る必要が有る場合は、専門業者などに依頼をし、安全第一で進めていきましょう。
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